グレースブログ

江戸っ子店長のひとりごとだっぱい! - お墓→墓→HAKA の一席

お客様「最近は忙しいのかい?」

「いや忙しいってほどでもありません。石屋だけにぼちぼちです。」

お客様「お墓ばっかりは良くできたからもうひとつお願いするってわけにはいかないからなぁ」

「そうですね。ありがとうございます。石屋だけにはかない仕事でございます。」

 

相変わらずのお噂で失礼いたしますが、たまには趣味のお話をさせていただきたく存じます。

まぁ、趣味ってほどでもありませんが小生ラグビー観戦が大の好物でございまして、

TV、ライブ問わず観戦いたしております。

昭和のころは国立競技場が満席になるほどの人気を博したラグビーでしたが(あのころのは強かった)

平成に入ると徐々にその人気が陰り始め、最近ではすっかりマイナー競技の仲間入りでございます(涙)

ところが先日、世界最強のニュージーランド代表、いわゆる「オールブラックス」が来日し

日本代表とのテストマッチが11月2日に行われることが決定しまして、

『こいつは是が非でも観に行くぞ!』ってんでチケットを購入しようといたしましたところ、

ナント!発売10分(正確には7,8分かな)で指定席が完売・・・。電話が繋がる前に完売・・・。

残念でなりませんでした。

7歳になる息子も大のオールブラックスファンでございまして、ニュージーランド国歌を懸命に覚え、

試合前にオールブラックスが行う「ウォークライ」★(ニュージーランド原住民であるマオリ族の戦士の

戦いの前の踊り)も毎日練習し秩父宮ラグビー場で披露するんだと張り切っていたのですが・・・。

あっという間にチケットが完売とはラグビー人気もまだ捨てたもんじゃないぞ。と思うとともに、

我が息子が哀れなような複雑な気持ちになりました。

11月2日のオールブラックスの試合はあきらめるとして、

翌3日の高校ラグビー東京都予選を観に行こうな!息子よ!

 

★オールブラックスが行うウォークライ(War Cry)をハカ(HAKA)といいます。

そうです。今回はおはかではなくハカの一席でございました。

豆知識 - 番外編

お客様との打ち合わせの中で、一概に答えの出ない難題に直面することがあります。

今回はそれらの難題をご紹介いたします。

 

 

まず、土葬で埋葬されているお墓の問題です。

かみ砕いて言いますと、新しく墓石を建立しようとしている場所に土葬で埋葬されたご先祖様が

眠っている場合、その遺骨を掘り起こして新しいお墓に埋葬するかどうか、ということです。

「昔は土葬があたりまえであり、安らかに眠っているご先祖様の遺骨をわざわざ掘り返し

たくない。」

また、

「いくらなんでも、ご先祖様が眠っている上にコンクリートを打って、重い墓石を建てる

ことはできない。」

等という考え方ができると思いますが、どちらの考え方も間違いではないのではないでしょうか。

お施主様、ご当家が一生懸命考えて出した答えが正解であり、また一生懸命ご先祖様のことを

考えることこそが最大の供養になるのだと思います。

 

次に、納骨に関する問題です。

新しい墓石が完成して納骨する際に、遺骨を骨壺のまま埋葬すればいいのか。

それとも壺からあけたほうがいいのか。この問題もよくお客様からご質問いただきます。

菩提寺の御住職様にお伺いするのが一番だと思いますが、無宗派のお客様などからはよく

質問されることです。

お寺様によっては、骨壺からあけるのは7回忌であったり13回忌であったり、

また納骨堂がいっぱいになった際に古いご先祖様から土に還すように言われるようです。

 一個人としての私の見解を述べさせていただきます。

「骨壺があるとまだその方が居てくれるような気がする。亡くなった方の姿がそこにはある。」と、

私は自身の経験からこのように感じています。

いつしか時が経って「土に還るのが一番の供養だ」

と思える時がきたらその時に壺からあけてあげればいいと思います。

お彼岸の豆知識

今月は「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるお彼岸についての豆知識です。

まず、お彼岸の期間は春彼岸では春分の日をはさんだ前後3日間の計7日間、

秋彼岸も同様に秋分の日をはさんだ前後3日間の計7日間になります。

そのため、春分の日、秋分の日を「お中日」と呼んでいます。

日本ではお彼岸にお墓参りに行く習慣がありますが、なぜお彼岸にお墓参りを

するのでしょうか。これは太陽に関係しているといわれています。

仏教の世界では、様々迷いや煩悩の世界に悩むこの世界を「此岸」といい、

それに対して悟りを開いた極楽浄土の世界を「彼岸」といいます。

浄土教では、この極楽浄土は西にあると考えられており、太陽が真西に沈む彼岸の日に

極楽浄土を想う日として定着し、また先祖をしのぶ日として広まっていったといわれています。

今でもこの時期には各お寺で7日間に渡って彼岸会が行われ、家庭でも先祖の霊を供養するために

仏壇にお供えをしたりお墓参りをします。

ちなみに彼岸には、お供え物として「ぼたもち」を作りますが、これを「おはぎ」ということもあります。

「ぼたもち」は春分の日の頃に咲く牡丹がその由来だといい、「おはぎ」は秋分の日の頃に咲く萩に

由来されているそうです。

 

江戸っ子店長のひとりごとだっぱい! - 魔の一ヶ月間

夏の終わり・・・

 

高校野球が終わり、24時間テレビが終わると「あぁ夏も終わりだなぁ」と感じます。

自宅の虫カゴでは必死になって採ってきたカブト虫やクワガタがバタバタ死んでいきます(涙)

確実に朝晩は涼しくなってきました。

『あ~あ、今年の春も終わりだなぁ』とか『とうとう冬が終わっちゃうんだなぁ』なんてあんまり思いませんが、

夏の終わりはなんでこんなにも切ないのでしょうか・・・。

夕焼け空と西日・・・切なすぎるゼ

とまあ、センチメンタルはここまでとして、これから墓石屋にとっては‘魔の1ヶ月間‘の始まりでございます。

なんたって、お盆が終ってから秋彼岸までは約1ヶ月間しかございません。

この1ヶ月間の中で基礎工事から建込み工事までを終わらせるのはなかなか大変なことでありまして、

そこに台風なんてぇのが来ようもんなら目も当てられません。

1年の中で一番気を使う時期なんであります。まぁ気を使ったところで天気には勝てませんがなぁ。

 

段取り良く、無駄の無い動きで‘魔の1ヶ月間‘を乗り切っぺ!っと。

江戸っ子店長のひとりごとだっぱい!- お母さんの忘れもの

日々のふとしたところにちょっとした感動があるもんです。

先日、現場に向かうために山道を車で走っていたら何やら道を横切っていました。

「なんだって危ねえなぁ。つぅかなんだっぺ。んっ、キジだ!キジの親子が横断してんだぁ」

まぁその子供達の歩く姿の可愛いこと。でも本人?達にとっては必死とみえて、

前につんのめるのがいたり、その場に立ちすくんでいるのがいたりで、とりあえず

車を停止させて見てました。

父親キジの姿はなくお母さんキジがまるで緑のおばさんがごとく、道の真ん中で子供達が

横断するのを見守っていました。

最後の子供が横断し終わるのを確認した後にお母さんキジも草むらに消えていきました。

去り際に『ありがとね』って言ってくれたような。

「なんだか我が子が無事横断できるようにお母さんキジが体を張っているようで胸がキュンとすんなぁ。

ちょっと感動だなぁ。どれ行くべ。」ってんで車を走らせたその時、はぐれてたんだかなんだか、

随分な時間差でもう一羽子キジがちょこちょこ出てきました。

「危ねッ!」すぐにブレーキをかけましたが、同時に子キジがパタパタと草むらに飛んで行き

事なきをえました。

「なんだ飛べんのかよっ!ていうか、お母さん・・・。」

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