わたくしもすっかりオジさんの仲間入りを果たしているので
月に1度は掛かり付けの病院に通院しております。
その病院は薬も出してくれるところなんですが、前々から気になって気になって
しょうがないことがあります。
それは、病院内にしても薬局にしても、なんだってあんなに薬が出てくるのって
遅いんだろう。ということです。
だって、先日も別の事情で行った薬局なのですが、只々錠剤の薬を日にち分切って
袋に詰めるだけなのに30分も40分もかかったのであります。
処方箋を確認してこれとこれと。ってんで日にち分切り取って袋につめるのなんて
5分もあれば十分だと思うのですが、一体窓の向こうでは何が行われているのでしょうか。
ご存じの方がいらっしゃったら是非教えていただけたらと存じます(プンプン)
気を取り直して本題に入りたいと思います。
最近よく『墓じまい』という言葉を耳にすると思います。お客様と話をしていても
ほとんどの方がご存じです。
テレビなどでもたまに『墓じまい』について報道しているのを目にします。
使い勝手がいいし分かりやすい表現だとは思いますが実際『墓じまい』をされる方
された方のお話を伺うと結構多くの方が心を痛めております。
それまで長年手を合わせてきたお墓を仕舞うわけですから
心を痛められる気持ちはわかります。
出来れば誰だってお墓を仕舞うことはしたくはないでしょう。
そういう相談をいただいた時には『墓じまいをするのではなく墓移動をする』のですよ。
と伝えるようにしています。
石屋の端くれとしてあまり『墓じまい』という言葉を使いたくないのです。
実際、『墓じまい』と言われている行為はそれまでのお墓を解体撤去して
永代供養塔などに移している場合がほとんどです。
その場合、今まであったお墓をなくしてしまうことに注力し
お骨が別の場所に移動しただけ。
ということに気づいていない方が多く、心を痛められています。
ご先祖様が無縁墓など粗末になってはいけないから。と考え、それまでの
家族墓石からみんなで入るグループホーム型のお墓に移動する。
とってもすばらしいご供養だと思います。
これからはみんなで『墓移動』と言っていきませんか?