グレースブログ

江戸っ子店長のひとりごとだっぱい! -いい湯だなの一席-

いつも贔屓にさせていただいてるラーメン屋さんも連休明けまで店を閉めるそうです。

確実に『いつも』の『当たり前』が脅かされております。

お盆の頃には普通にお墓参りも出来ると信じて、今回はお墓掃除についての一席でございます。

 

よくお客様から「床んトコの汚れはどうしたモンだい。全然汚れがとれなくてイヤになっちゃうわ。」

というお声をいただきます。

確かに床(アプローチにあたる部分)には大抵『スベリ止め』の加工が施してある

お墓が多いと思います。

スベリ止め加工には石をトンカチの先が剣山のようになったモノで叩いて荒らすビシャン加工や

火で表面を荒らすバーナー加工などがあり、文字通り歩く際にスベってケガなどしないように

工夫されています。

ただ、磨いてある石であればお掃除といっても濡れタオルで拭けば、たいてい綺麗になりますが

スベリ止め加工部分は表面がガチャガチャしているので、一度汚れがついてしまうと落とすのは

大変です。

ではどうすればいいか?

先日お客様のお墓掃除をしてきた時の写真にて掃除の一例をあげてみたいと思います。

 

掃除前


市販の金ブラシと当店で販売している墓石用お掃除ブラシを使用


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水のみの使用で15分ほど擦ってみました


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約1時間後


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなり綺麗になりました。

今回のお墓は10年分以上の汚れだったものでピカピカとまではいきませんでしたが

完成間もないお墓であればデッキブラシなどで意外と短時間で簡単に汚れが落とせるとおもいます。

どんなものでもそうでしょうが汚れをためてしまうとお掃除は大変です。

 

墓石掃除のポイント

①磨きのかかっている部分は濡れタオルで拭く

②1年に1回はスベリ止め部分もデッキブラシなどで

③彫刻部分は石の角が鋭利な刃物のように鋭いので使用済みの歯ブラシなどで

 注:くれぐれもタオルで擦ったりしないでください!大変危険です!!

 

お墓掃除はご先祖様の入浴ですよ!

 

 

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