『ほらッ、私って高校フェチじゃないですかぁ。』
「はぁ?」
お店にいらっしゃる業者さんやメーカーさんと一通り打合せや商品説明が終わった後、
必ずわたくしが発するセリフなんです。
皆さんのリアクションは一応に、目が見開き、顔が前に出てきてその後
「なにが始まっちゃったんだ?なんだってこの人は制服フェチなのか?
いわれてみればそんな顔してるカモ。」ってな表情をしているのです。
が、決して制服フェチではありません!
『高校フェチって言っても、変な意味じゃないですよ。ただただ高校名が聞きたいだけなのです。
小生子供の頃から高校野球を観るのが好きで、いつしか様々な都道府県の高校名を覚えてしまい
出会った人には大抵教えてもらってるんですよ。そこから何県の出身の方なのか分かったり
するじゃないですか。その方の地元のマニアックな名称の高校を言ったりすると
「よく御存じですねぇ。県外で正しく読める方に初めてお会いしましたよ。」ってな調子で
プチ盛り上がりなんです。』
と、ここまで説明すると大体納得してもらえるんです。
とはいえ、公立の特に強いスポーツ部があるわけでもない学校ですと
こちらが分からない時があってその時は申し訳なくて申し訳なくて・・・。
でも高校名を覚える事って自然と地理・地名にも詳しくなるんですぞ!
初対面の方とも意外に打ち解けるのが早かったりするんですぞ!!
今年もそろそろ選抜高校野球が始まりますが、21世紀枠で出場が決まっている
岩手県の「不来方高校」って皆さん読めますか?
小生も読めた時は『へぇ~。なるほどねぇ』でございました。
むか~し甲子園に富山県代表で「石動高校」という高校が出てまいりました。
地元の方は読めるのでしょうが、東京在住の小生には読み方が分かった時、
幼心にインパクトがあったのを覚えています。
(どちらの学校もあえてここではふりがなをいたしません)
一風いや二風も三風も変わったコミュニケーション術ですが皆さまもお試しください。
「でも店長、なんだかんだいってるケド、結局は制服好きなんじゃないですかぁ?」
『ち、ちッ、違うってばぁ。。』