わたくし又一歩『おとなの階段』を昇ってまいりました。
唐突になんだい。ってお思いでしょうが先日大腸内視鏡検査ってやつを体験してまいりました。
もともと今より若い時からガラスの腰を持つ男と呼ばれてまいりましたが、
2年前に膝をやらかしてしまい、ガラスの膝の愛称を得、とうとう中(大腸)まで
おかしなことになってしまい、今やわたくし自身がガラス細工になってしまいました。。
皆さまの中にも、これから検査を受けてみようという方もおいででしょうから、
参考になれば。ってんで、二日間にわたる壮絶な戦いをレポートいたします。
○検査前日○
夜の七時に消化のよいものを。とのことだったので、おじや(おかゆは苦手なモンで)にて
夕食を済ませ、八時にいよいよ下剤を4錠投入いたしました。
『一週間(初診から)の時を経ていよいよ始まるな!
すぐにおなかがピーヒャラしてくんのかなぁ。トイレ独占状態になんのかなぁ。』
という当初の不安を余所にまったく何も変化がありません。。
『あッ分かった!寝てる時に下ってくんのかい。こりゃぁおちおち寝てらんないよ。確か。』
などと考えながら就寝。
○検査当日○
『んッ。何もおこらなかったぞ。下剤が弱かったのか?はたまた小生の腸が超ガンコなのか?』
とはいえ朝の段階で2回ほどトイレに行き「いざ!出陣」なのであります。
先生による健診後、検査の説明を受け個室にて2ℓの下剤?をいただきました。
9:25より飲み始め11:00までに飲みきるとのこと。
こちらの破壊力は抜群でございまして15分おきにトイレへ。
あれやこれやでいよいよ ‘まな板の上のコイ’ 状態がやってまいりました。
挿入時に「えもいわれぬ違和感」がありましたが、順調に進軍。
ただ空気を入れながらの進軍らしく、
『俗に言うおなかがはる。ってのはこのことかぁ。けっこうな違和感だぞ。ヤバいぞぉ。』
小腸手前まで進軍後、徐々にカメラが撤退していきながらポリープの有無を診ていくようです。
途中からは自分でもその映像を確認させていただきました。
まぁ結果からいいますと、極微小のポリープが2個見つかりました。
今すぐとる必要も無いとのことなので安心いたしました。
ただ安心したのもつかの間。
看護師さん
「おなかの中に空気が残っているでしょうから、つらい時は出しちゃってくださいねぇ。」
とはいうものの、人前では ‘恥じらいが顔を覗かせ’ できません。
トイレにて空気を吐き出しましたが、まだまだおながはっております。
その後2時間程のあいだは「おしりの溜め息」が止まりませんでした(汗)
『なんか大きな病気だったらどうすっぺ?』などと不安に思っているより
思い切って検査をして結果的にはよかったのであります。安心なのです。
21世紀の最先端医療を体験して自分の腸の中を見たことによって、
自分の体が愛おしく思えてなりません。
見えないところで一生懸命がんばってくれている内臓に支えられているんだな、
ということを改めて実感しました。
内視鏡検査に限らず、なにか体に変調がある時は早めに病院で診てもらうのが一番なのであります。
病院の先生方大変お世話になりました(ペコリ)