日々のふとしたところにちょっとした感動があるもんです。
先日、現場に向かうために山道を車で走っていたら何やら道を横切っていました。
「なんだって危ねえなぁ。つぅかなんだっぺ。んっ、キジだ!キジの親子が横断してんだぁ」
まぁその子供達の歩く姿の可愛いこと。でも本人?達にとっては必死とみえて、
前につんのめるのがいたり、その場に立ちすくんでいるのがいたりで、とりあえず
車を停止させて見てました。
父親キジの姿はなくお母さんキジがまるで緑のおばさんがごとく、道の真ん中で子供達が
横断するのを見守っていました。
最後の子供が横断し終わるのを確認した後にお母さんキジも草むらに消えていきました。
去り際に『ありがとね』って言ってくれたような。
「なんだか我が子が無事横断できるようにお母さんキジが体を張っているようで胸がキュンとすんなぁ。
ちょっと感動だなぁ。どれ行くべ。」ってんで車を走らせたその時、はぐれてたんだかなんだか、
随分な時間差でもう一羽子キジがちょこちょこ出てきました。
「危ねッ!」すぐにブレーキをかけましたが、同時に子キジがパタパタと草むらに飛んで行き
事なきをえました。
「なんだ飛べんのかよっ!ていうか、お母さん・・・。」