今やお墓は人間だけのものではなくなってきました。ここ数年特に目をひくのがペット霊園です。
ペットも大事な家族の一員なんだからお墓を造って回向してあげたい という方が増えてきています。白河にもペット霊園があり、そこでは火葬・葬儀も行えれば、墓石建立のための霊園も整っています。今やお墓は人間だけのものではないのです。
とはいえ、昔からペット(家畜)に関するお墓は存在していました。その代表的なものが『馬頭観音』です。これは自然石の正面に『馬頭観世音』と彫刻した石碑のことで、墓地の入口に建立されていたり、単体で祀られていることもあります。また、最近では競馬場の近くに祀られていて、レース中に亡くなった馬などの供養に用いられている場合が多いようです。
さて、では万が一家のペットが亡くなった時はどうすればいいのでしょうか?ペット霊園など、火葬・葬儀をしてもらえる所に連絡をし、葬儀方法や先々の供養方法も考えておきましょう。亡くなったペットは絞ったタオルなどで拭き清めてあげ、布団やタオルなどの上に寝かせてあげてください。このとき枕を敷いて頭を上げて寝かせてあげると良いでしょう。火葬するまでに傷まないように冷やしてあげてください。
ペットも家族の一員として「最期を迎え旅立った後も安らかに眠ってほしい」そんな飼い主さんが増えてきています。