『ひぃふぅみぃッと。
ナンだって財布の中の小銭が沢山でチャックが壊れちゃうよ。確か
ん?おぉ、この10円玉わたくしと同い年ですなぁ。
てか、汚い。とてつもなく汚い。。
わたくしの体の中もこんな感じに緑青ふいてんのかなぁ。イヤだなぁ』
半世紀以上第一線で活躍している10円玉。一体何人の人がこの10円玉を手に
したのでしょうか。まだ幼いわたくしや、青年だった頃のわたくしが手にしたこと
があるカモしれないぞなぁ。。
などと考えていたら感慨ってヤツがマリアナ海溝並に深まってしまいました。
先月のお寺様とのやりとりの続きでございます
『このところ樹木葬の需要が高まってきてますね』
「ほんとですね。すっかり墓じまいと共にブームになってますね。
先日もある檀家さんが樹木葬を希望されていました。
お父様を亡くされた方だったんですが、本人は結婚していてお子さんも
いらっしゃる。それなのに樹木葬が良いというんです。
具体的に見つけてきた樹木葬の資料を見せていただいたところ
契約更新タイプのもののようでした。
まだお母様も元気でお子さんもいらっしゃるのに、どうして樹木葬が
希望なんですか?と尋ねてみたところ。手間が掛からないからという
返事でした。適切な言い方ではありませんが簡単に考えているんです。
流行りもいいけどこの先ずっと更新していったら新規に墓石を建てるより
かなり高いものになりませんか?またお子さんにもそれ相応の負担が生じて
きませんか?と伝えたところ我に返ったように(そうですね)という返事
でした」
とのことでした。
樹木葬は跡継ぎがいらっしゃらない場合には有効かもしれませんが
一般的なご家庭にはあまりおすすめできないかもしれません。
ご自分にあった供養形態を考えて失敗の無いようにしたいものですね