いよいよ平成最後の日がやってきました。
どこでもやってる振り返りってやつを当店の歴史や墓石の遍歴とともに
振り返る一席にしたいと思います。
当店は平成15年4月にグランドオープンいたしました。
最初の5年間位は売上も好調で多くのお客様の墓石を建立させていただきました。
その当時は「となりの墓石よりも高くしたい」「うちの墓地の中で一番立派にしたい」
といったご要望があったものです。
ところが平成20年を過ぎると、どの墓地にも上下ピカピカの御影石が並ぶようになり
建替えがほとんど完了し墓石工事も一気に減っていったように感じました。
そこに平成23年、東日本大震災が発生し墓石(だけではありませんが)の多くが倒壊し
一気に仕事が増えました。
とはいえこのような増え方はもちろんだれも望むものではなく
それぞれの石屋さんも大変だったと思います。
実はこのブログを始めるにあたって当時の事務員さんと
『あえて震災には触れず、日常の笑いや元気になる。をテーマに進行していこう。福島ガンバってるぜ。
大丈夫だぜ。ってことを発信していこう』というコンセプトをもっておりました。
改めまして
東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
震災後の墓石は形状が一変いたしました。それまでは「やっぱり墓石は棹(和型)だっぱい」
というお客様が多かったのですが
「震災で散々倒れた墓石をみたら背の低い墓石(洋型)にしようと思う」
というお客様が大半を占めるようになってきました。
年間の墓石工事の8割方は洋型墓石になりました。
その後ここ数年は「墓を造ってもそこに入るのは私達夫婦だけだから小じんまりしたお墓にしたい」
というご要望でどんどん墓石が小型化していきました。
最近は墓石に限らず仏壇もコンパクト化が著しいのであります。
それとともに墓じまいも随分と増えてまいりました。
とまぁ、ざッと振り返ってみましたが、こと墓石に関しては改めて時代の変化の速さに
驚き桃の木ベッキーなのであります。
さて令和は一体どんな時代になるのでしょうか?
自然災害や戦争のない平和な時代になってもらいたいものです。
ついでに言えば又バブルがこないかなぁ。
明日は令和元年の始まりです。
今一度ふんどしを引き締めなおしてジャンジャンバリバリはりきってまいりましょう!!
PS.平成最後の日も雨かぁい。九州の方は随分降ってるらしいなぁ。
災害の多かった平成らしいラストだぞなぁ。。