『武士・鰹・大名小路広小路、茶店・紫・火消し・錦絵、火事に喧嘩にちりっ鼻。
なんてぇ~事を言いまして。これはその昔の江戸の名物だそうでございまして・・・』
講談に『は組小町』という火消しの噺がありまして、その中のまくらをふッと思い出してしまいました。
何故ならば最近火事が多いようで連日報道されているからであります。
それもこれもメチャメチャ乾燥しているからなのでありましょうか。確かに全然雨が降りません。
火事には充分注意したいものです。
又、これも乾燥のせいでしょうか。インフルエンザが猛威をふるっています。
先月は我が家でも4人中3人がインフルAに罹りまして往生いたしました。
3人共見事に40度の熱が出ました(汗)
改めて手洗いうがいを徹底いたしましょう。
このところ石材の専門誌や弊社に営業にくる問屋さんから供養のありかたの変化
についての話をよく目にし、聞くようになりました。
私もお客様から「最近よく耳にすんだけども石屋さんのトコでも墓じまいは増えてんのかい?」
と質問をいただきます。
その場合どうも「墓じまい」への印象が私と違うみたいなのです。
皆さんは「墓じまい」ときいてどのようなイメージを持たれますか?
様々な方の話をきいていると悪く言えばお墓を粗末にするイメージを持っている方が
多いようなのです。
確かに永年ご先祖様が手を合わせ、又眠っていたお墓をなくしてしまうのですから
そのようなイメージになってしまうかもしれませんが
「墓じまい」をされたお客様の話をきいているとまるっきり逆なのであります。
ご先祖様を無碍に出来ないからこそ「墓じまい」をなさっている方がほとんどなのです。
ホントにご先祖様やお墓のことを考えていなかったら、何年もお墓参りにいかず
墓石は汚れ、荒れ果ててしまうでしょう。
でもそうではなく、それぞれの家庭の事情によりこの先お墓を守っていけない。
ではどうすればいいか?
この先無縁墓になってしまうのだったら永代供養塔に移動しよう。っとご先祖様のことを想っての
最終手段である方がほとんどなのであります。
墓じまいに限らず最近は手元供養という文字もよく見かけるようになりました。
ご自宅にお骨を安置しコンパクトな仏壇で供養していく。といったイメージでしょうか。
石屋・仏壇屋からすればきっつい大変な世の中になってきたようです。
中島のみゆき姐さんじゃないですが、これも時代なのでしょうか・・・
とはいえ様々なご供養の形に対応していけるようにしなくてはいけないようです。
様々なご供養に関しての相談を気軽にできる店にしていこうと思います。
その為には勉強勉強ッとな