→→→次号に続いた。。
正面字にはそれぞれの方のさまざまな思いが込められています。
あるお客様は「先祖代々之墓」としたいというご希望でした。
「うちには今、娘夫婦が一緒に住んでるんだけど、姓がだんなの姓なもんで
正面に○○家とは入れられないんだよ。いずれ娘夫婦もこのお墓に入るって言ってくれているんで、
そうすると2つの苗字になるよねぇ。まやかしみたいになっちゃうけどそれで先祖代々としようかと」
とのことでした。
幸い墓地面積が広く外柵もご立派に周されたので、門にあたる部分に
それぞれ○○家という表札をつけて建立なさいました。
また別のお客様は
「うちは絶対一文字にします。最近の流行りかもしれないけど絆にしてほしいんです。」
という方でした。
そのお客様は家庭環境が複雑なこともあって
「うちでお墓を造るなら正面には絆しかないと思ってました。
まぁ家族みんなが絆で結ばれたいからなんですけどね。」とハニカミながらおっしゃっていました。
ここ数年当社で建立されるお墓は死という結果に対してのものじゃなく、
それぞれの強い想い・希望を形にしたいというお客様の願いを表現したお墓が増えたように思います。
お墓の正面字はいわゆるお墓の顔です。
ご家族の想いが込められているお墓が増えて、最近墓地を見て回ると十数年前からすると
随分明るくなった印象があります。
お客様のニーズも多種多様になってきている最近のお墓ですが、
そのニーズに全力でお応えできるよう努力してまいりたいと思います。
ご静聴誠にありがとうございました。
んッ。バレンタインデーにまつわる噺は無しかよ。って。
だって涙なしには聴けませんよ!
昭和から平成にかけて2月14日はNOエピソードで貫き通しなんですよ。トホホ・・・